資格

「ビジネス実務法務検定試験」

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ビジネス実務法務検定試験

近年、コンプライアンス強化の必要性が叫ばれるなか、業務を効率的に遂行するうえでも法律実務の知識習得は必須条件となってきました。企業活動の主要分野を多くカバーしているので、法務部門に限らず、あらゆる職種・業種で必要とされる法律知識を習得できます。就職や転職、再就職の際に有利になることはもちろん、職能手当がつくなど待遇のアップも期待できます。また、企業の法務部門などでは、この資格を管理職への昇進に際しての判断材料にすることも多く、キャリアアップに役立ちます。この検定の1級はかなり難しい試験ですが、その分取得する価値は高いと言われています。特に法務部門への配属、異動を考えている場合、1級を取得するとチャンスは広がると言われています。

資格の活用の仕方

ビジネス実務法務検定試験で問われる知識は、あらゆる業界・分野に共通する方実務の知識です。そのため、どんな業界でも役に立つ資格といえるでしょう。ビジネスマンにとっては管理部門配属への一つの判断材料になります。また、この資格を取得したのちに、司法書士、行政書士、弁理士などの資格を目指す人も数多くいるようです。これらの試験は、出題範囲が重なるので、取得しやすいと言われています。ただし、ビジネス実務法務検定試験を取得するにはコツがあり、試験範囲が膨大なため、専門的に深く学ぶというよりも、出題される各法律の基本的な趣旨・制度を具体的に確認することが大切です。まず検定取得のみを目指す人は、出題される内容には一定の傾向があるので、過去問や演習問題を解くなどしてコツをつかんでいくことがオススメです。

試験概要

ビジネス実務法務検定試験Rは、東京商工会議所が主催しており、受験制限がなく、誰で受験できる検定試験です。1級、2級、3級までのレベルがあります。試験日が、1級が12月上旬、2・3級が7月上旬、12月上旬で、検定料は1級が10,800円、6,480円、4,320円です。3級と2級はマークシート方式による選択問題で、ビジネス法務に関連する実務や企業活動に関する法規制などが出題されます。1級は共通・選択とも論述問題となっています。共通問題は民法・商法を中心に全業種に共通して発生する法律実務問題が出題されます。選択問題では、特定の業種に関連する一定の法律、事例による実務対応能力などが判定されます。これは、取引上のトラブルを処理、取引関係に立たない第3者とのトラブルを処理、法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末・処理方法を報告などを含みます。

展望

行政書士、司法書士、弁理士などと比べると、ビジネス実務法務検定というのはあまり知られていない資格試験です。しかし、企業に厳しく法令遵守が求められる昨今、ビジネス実務法務検定の取得後のその実用性は高まりつつあります。とりわけ、最近ではビジネス実務法務検定試験の資格を社員に奨励したり、人事異動や採用の際の能力評価のメジャーにしたりする企業もでてきました。ビジネス実務法務検定試験を取得していれば、新卒や若手社員の場合、就職や転職の際も有利になる可能性があり、実務的にも大きなスキルとなります。また、現在働いている職場の業務上必要な法律実務知識に基づいて、多面的な観点から高度な判断・対応したり弁護士との交渉に応じたりすることも可能になります。