資格

「eco検定(環境社会検定試験)」

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「eco検定(環境社会検定試験)」とは?

eco検定(環境社会検定試験)とは「東京商工会議所 検定センター」が主催している環境に関する検定であり、多様化・複雑化する環境問題に関して幅広い知識の習得を目指す試験です。環境に関連した製品・サービスが多くなっている近年、ビジネスマンにとって、商材と環境との相関を的確に説明し理解する能力は重要なスキルといえるでしょう。とりわけ環境意識の高まりとともに、多くの商品やサービスが環境を意識したものに変わってきており、環境問題に関する知識のある社員を企業は評価しはじめています。この検定は、環境教育の入門として様々な業種・職種で役立つ検定です。多くの企業では環境ISOを取得していますが、ISOの運用に必要な内部監査員の認定基準にeco検定を採用する企業もあります。また、学生にとってはこの検定を取得すると環境保全に取り組む企業への就職活動でアピール材料になります。

試験概要

「eco検定(環境社会検定試験)」は受験制限がなく誰でも受験できる試験です。年に2回、7月下旬と12月中旬に行われ、マークシート方式による選択問題で2時間の検定です。受験料は5,400円で試験地は全国各地です。主な出題項目は①地球の基礎知識 (地球の構造、大気・水・森林・土壌の働き、生態系②いま地球でおこっていること(人口問題、経済、食料、資源、貧困・格差ほか)③環境問題を知る(地球温暖化、エネルギー、生物多様性・自然共生社会、循環型社会(廃棄物処理、3R)、地球環境問題、地球環境問題、科学部質、震災関連・放射性部質ほか)④持続可能な社会に向けたアプローチ(地球サミット、環境基本法、環境保全における基本原則や手法、環境アセスメント)⑤各主体の役割・活動(パブリックセクターの役割・取り組み、企業の環境への取り組み、個人行動、NPO主体を超えた連携)です。公式テキストの基礎知識と、それを踏まえたうえでの応用力を問う時事問題などについても出題されます。平均合格率は50?60%と比較的高いので、公式テキストと過去問を丁寧に学習すれば独学でも合格できるといわれています。

活用の仕方

商工会議所では検定合格者を「エコピープル」と呼んでいて、エコピープルを支援するためのホームページを開設しているほか、検定合格者を対象としたメールマガジンの配信や環境活動のサポートも行っています。製造業、建設、電気、ガス、水道、電気通信、ソフトウェア、金融保険、サービス業など多くの業界が環境分野に高い関心をもっています。この検定を取得する場合、環境に関する他の資格、例えばビオトープ管理士や森林インストラクター等の資格も持っていると強いです。「eco検定(環境社会検定試験)」でスキルアップにつなげましょう。

取得のメリット?

「eco検定(環境社会検定試験)」は、資格を取得したから就職できるという検定試験ではありません。また、知名度も高くないので、「何それ?」となってしまう場合も一般企業ではあります。ただし 履歴書に関していえば、環境問題に真剣に取り組んでいて、取得を推進している企業を受ける際には、積極的に記入するのがおすすめです。また、近年、環境報告書(環境レポート、CSRレポート等)を発行する企業が増えていて、eco検定の社内導入を記載することで、自社の環境活動を対外的にアピールしようと計画しているケースもあります。