資格

ニーズの高まる「フォークリフト運転者」

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「フォークリフト運転者」とは?

近年、運転免許を持つ人が年々減ってきていると言われていますが、需要が以前と変わらずあるのが車両に関わる資格です。工場や作業現場で必要な資格が特殊車両、作業車両免許ですが、これから増えていくことが見込まれる工場や作業現場の新設や再開に伴い、ニーズが高まっている分野です。作業用車両の中でも、特に需要が高く、取得しやすいのが「フォークリフト運転者」です。「フォークリフト運転者」は土木・建築の工事現場や、流通の現場で最大荷重が1トン以上のフォークリフトを運転し、大型荷物を運んだり、トラックに積み込んだりする作業を仕事としています。

「フォークリフト運転者」の資格は役に立つか?

「フォークリフト運転者」の資格は、特に運送、物流、製造業などの業界では非常に役に立つ資格と言われています。ただし、リフトなので体力は余り必要ないですが、事故もあるので注意が必要です。ツメが上から突然落ちてきて強く打たれたとか、運転中にもう一人がリフトに乗って曲がる際にリフトが横転して下敷きになったなどの事故も多く起きています。職場や職種によって違いがありますが、危険な作業も含まれるので、資格取得者には職場での手当支給や高収入も見込まれます。実務経験によって差があるものの、一定時間の講習で取得でき、キャピタラー式の作業用車両のほとんどを動かすことができます。ただし、公道を走る場合は「大型特殊運転免許「または「小型特殊運転免許」が必要になってきます。

試験概要

「フォークリフト運転者」の資格は都道府県労働局長の登録教習機関で学科、実技に合格すれば取得できます。受講資格は18歳以上であれば誰にも与えられており、講習をきちんと受講していれば、ほとんどの人が取得可能とされています。また、自動車関係の免許保持者には、免許の種類により講習科目が免除される制度があります。試験科目は学科講習と実技講習からなりたっています。学科講習は①フォークリフトの走行に関する装置の構造及び取扱の方法に関する知識(4時間以上)②フォークリフトの荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間以上)③フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識(2時間以上)④関係法令(1時間以上)です。実技講習は①フォークリフトの走行の操作(20時間以上)②フォークリフトの荷役の操作(4時間)です。学科・実技ともに、それぞれ修了試験があり、この両方に合格した者に修了証が交付されます。

展望

近年、東日本大震災以降の耐震工事や東京五輪向けの建設ラッシュ、ショッピングモールの増加、円安経済による製造業の国内回帰などによる工場の再開、政府の後押しによる公共事業の増加など、幅広い分野で需要が高まっているのが技術系の仕事です。とりわけ、作業現場に最適なフォークリフト運転者の資格は、ニーズが高まっています。最近では、都市部に住んでいる人にとっては、免許はそれほど重要でなく、あえて取らない人も多くなっていますが、実は運転免許は様々な職場で必要とされている資格です。とりわけ、「フォークリフト運転者」は重宝がられ、運送会社や倉庫会社、工場などでアルバイトやパートとして働く場合などでも、資格を取得していると時給がアップする可能性もあると言われています。