資格

国際化の時代に強い外国語通訳検定(TOIFL)

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外国語通訳検定(TOIFL)とは?

「仕事を増やしたい」というのはフリーランスで働く通訳者の切実な願いです。実力主義の厳しい通訳業界で仕事依頼の途切れないプロになるためにはある程度の経験とスキルが重要になってきました。国際会議やビジネス会議などが増加してきた今日、高度な通訳能力を持っている通訳者が求められています。一般社団法人 外国語通訳検定協会(FLICA)が実施する外国語通訳検定(TOIFL)は外通検とも呼ばれ受験者の語学及び通訳者としての資質を判定する検定です。日?英、日?中の通訳能力、国際、国内の社会問題(政治・経済・金融・文化)についての語彙力や文章読解能力、聴解力を日?英あるいは日?中の双方の言語で測る筆記しけんと実技試験(通訳パフォーマンス)からなります。

試験概要

取得レベルにはエントリーレベル、セミプロフェッショナルレベル、プロフェッショナルレベルがあります。エントリーレベルは工場視察や展示会などの随行通訳などが可能なレベル、セミプロフェッショナルレベルは商談や少人数の会合の逐次通訳が可能なレベル、プロフェッショナルレベルは逐次通訳は問題なく、事前の資料などがあればウィスパリングや同時通訳も可能なレベルです。試験は筆記試験と実技試験があり、毎年6月と12月の年2回実施されます。受験料はエントリーレベルとセミプロフェッショナルレベルで10,800円、プロフェッショナルレベルで15,120円です。

受験のメリット

どんなに経験を積んでも、毎回のように新しい知識・情報が必要になるのが通訳者の仕事です。どんな内容であろうとある程度のこなし、通訳の質を維持していくことが大切です。語学力が高い人でも同時通訳、逐次通訳が安定してできるという絶対的な通訳スキルを身につけることは至難の技です。外国語通訳検定(TOIFL)を受験するにあったては、国際、国内の社会問題(政治・経済・金融・文化)についての語彙力や文章読解能力をアップすることも必要になり、受験勉強するにあたってスキルのさらなる向上もはかれます。また、国家資格ではないのですが、通訳に関連した専門の検定資格を取得することで就職や転職のアピール材料にもなるでしょう。

通訳業の将来性

仕事が途切れない通訳者になるためには、外国語通訳検定(TOIFL)等の各種資格を取得し、常日頃からの自己研鑽を続けていくことが鍵となります。また、通訳はサービス業なので、クライアントに対してよい印象を与えることも大切なのです。自分の通訳スタイルや語学力に固執することなく、クライアントの要望を的確につかみ臨機応変に対応することで信頼を築き上げていくことができます。人前に立つ仕事なので、現場での対応力、ビジネスマナーのあることも重要な要素です。また、近年では中国人観光客の増加、中国におけるビジネスの拡大などを反映し、英語だけでなく中国語の需要が高まっているので、他言語の通訳ができると安定した仕事を得ることができるでしょう。そうした背景から外国語通訳検定(TOIFL)では日英だけでなく日中の通訳検定も実施しています。グローバル化が進む現在、まさに複数の言語を柔軟に使いこなし、高いコミュニケーション能力を持つ人材が評価されるようになってきました。