モノの整理や収納に頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか。
多くのモノにあふれすぎて、どこに収納したかを忘れてしまったり、なくしてしまったりといった経験を持つ人は多いことでしょう。
きちんと整理整頓、収納が行き届いていればこんなことにはならないのにと思いながらも、行き届いた収納を実現することはとても難しい問題です。
そこで、様々なケースの整理収納に関する悩みに、解決策を提案できることを証明できる資格として、「整理収納インストラクター認定試験」という試験が生まれました。
この「整理収納インストラクター認定試験」が、「日本インストラクター技術協会」にて実施されています。
この記事ではこの「整理収納インストラクター認定試験」についてご紹介します。
特別な受験資格は必要なの?
結論から言えば、「整理収納インストラクター認定試験」を受験するために必要な受験資格は特にありません。
必ずしもハウスキーピングやインテリア、住宅販売などの資格や実務経験がなくても、自由に受験することができます。「整理収納インストラクター認定試験」は、あくまでも整理収納に必要な知識を説明できる知識を持っていることを認定するための試験です。
「整理収納インストラクター認定試験」の試験詳細について
■試験レベル
整理収納インストラクター認定試験では、整理収納に悩む人たちの様々な悩みへの解決策を提案するための知識を試験されます。
試験主催者側から発表された試験詳細は以下の通りです。
アイテム別収納、衣類の収納、靴の収納、本・雑誌・新聞の収納、写真の収納、手紙・ハガキの収納
収納家具、ハンドメイド収納家具、ハンドメイド収納家具のアイデア例、オーダーメイド収納家具
ワンランク上の整理収納インストラクター、間取りと収納、ライフスタイルと収納、見せる収納
■受験申込について
整理収納インストラクター認定試験認定試験は2カ月に一度の頻度でインターネットから受験申し込み可能です。
申し込みから数日後に、試験問題と解答用紙が受験料代引き郵便で郵送されます。後は、決められた期間で内に、回答用紙を返送すれば完了です。後は、合格通知発送日から数日後に合否通知が郵送されます。また、必要に応じて、合格認定証および認定カードを依頼できます(ともに5500円 ※2016年現在)。申込みフォームから合格認定証/合格認定カードを選択して発行申請した後、顔写真を送付すると一月ほどで発行されます。
■受験場所について
在宅受験になっています。
そして、試験期間や答案提出期限の範囲内で、受験日を自由に選ぶことができるのはうれしいですね。
■合格基準について
整理収納インストラクター認定試験の合格基準は、70%以上の評価となっています。
整理収納インストラクター認定試験の口コミと評判
では、実際に「整理収納インストラクター認定試験」を受験された方々の声を聞いてみましょう。
「子供の時から机の中や洋服ダンスの中がきれいに整理されていないと落ち着かないタイプでした。大人になって家庭を持ってからも、夫の整理のできない乱雑ぶりに驚かされるばかりです。そこで、子供たちには、きちんと整理する習慣を持ってほしいという願いが、この整理収納インストラクター認定試験を受けるきっかけでした。試験を受ける前までは我流だった収納方法でしたが、理論に基づいた収納方法を説明できるようになりました。すると、夫も耳を傾けてくれるようになりました。」
「家庭科の教師をしています。料理屋選択といった基本的な家事ができることも大切ですが、必ず実生活で必要になるのは収納ルールを理解することだと考えていました。掃除や洗濯は代わりにしてくれる職業の人がいますが、自分の持ち物の収納は自分自身でしなければいけないからです。そこでこの整理収納インストラクター認定試験を受験してみました。合格後は、より収納に関する重要性を理解し、生徒たちへの説明もより実践的な内容に進歩させることができたことに満足しています」
などの声が寄せられています。
まとめ
いかがでしょうか?
このように整理収納インストラクター認定試験は、日々の生活の中で増えていくモノを収納するための様々な提案ができるスキルがあることを証明する資格試験になります。
ぜひこの「整理収納インストラクター認定試験」への受験を検討してみてくださいね。