資格

旅行のエキスパート「総合/国内旅行業務取扱管理者」

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「総合/国内旅行業務取扱管理者」とは?

「国内旅行業務取扱管理者」は「一般社団法人 日本旅行業協会」によって実施される国家試験で、総合・国内の2種類があります。「国内旅行業務取扱管理者」は旅行に関するサービスの提供責任者として旅行業務全般の管理・監督を行います。また、「総合旅行業務取扱管理者」は旅行業務を扱う営業所では必要とされる国家資格で、海外旅行・国内旅行の両方を扱えます。旅行業界で活躍したい人には取得価値がある資格です。どちらも信頼度の高い資格なので、旅行業界への就職率や転職において有利です。また、すでに旅行業界で働いている人の場合、職能手当がつく可能性があるなど、持っているとオイシイ資格の一つです。

資格のメリット

「総合/国内旅行業務取扱管理者」の資格があると、旅行会社、航空会社、旅行企画会社などの業界で就職に有利になります。旅行業務取扱管理者は旅行業界には必須の資格で、旅行業法により旅行会社は責任者として営業所ごとに旅行取扱管理者を置くことが義務づけられています。また、1営業所の社員が10名以上の場合は複数の有資格者が必要になるので、業界内では恒常的な需要があるといえるでしょう。「総合/国内旅行業務取扱管理者」の資格の他にツアーコンダクターや通訳案内士の資格を持っていると仕事の幅が広がるでしょう。また、高齢者や障害者の方で旅行することも増えてきているので、福祉系の資格があるとプラスでしょう。近年は、中国人観光客をはじめ外国人旅行者も増えているので中国語や英語など語学系の資格を併せ持つと活躍の場はますます広がります。

試験概要

「総合/国内旅行業務取扱管理者」は年齢や学歴による差別がなく、誰でも受験できる国家試験です。ただし、旅行業法第11条の3条4頁の規定により、旅行業務取扱管理者試験について、観光長官が期間を定めて試験を受けさせないこととした場合、その者は、当該期間が経過するまで試験は受けることはできません。受験料は「総合」と「国内」で多少異なり、総合は6,500円、国内は5,800円で、試験日は「総合」が10月、「国内」が9月となっています。試験内容は筆記試験で、①旅行業法およびこれに基づく命令②旅行業約款、運送約款および宿泊約款③国内旅行実務(国内の運送期間の利用料金、その他の海外の旅行業務に関連する料金、旅券の申請手続き、通関手続、検疫手続、主要国の観光知識・語学、そのほかの海外旅行業務に必要な法令ほか)となっています。ちなみに④は「総合旅行業務取扱管理者」のみで出題です。合格率はそれぞれ30%以下でかなりの難関試験といえるでしょう。

将来性

近年、旅行客は増しているものの、旅行会社や業者を利用して旅行する人は横ばい状態というのが現状です。業者同士の低価格競争が激化する一方で、旅行業界は生き残りをかけた競争が続いているようです。?こうした状況の中で、シニア世代の方が旅行する際に質の高いサービスとサポートを求めて旅行会社や業者を求めているようになってきているのは見逃せません。これからは、いわゆるシルバーマーケットに着目し、より質の高い、柔軟で魅力的なサービスを開発していくことが重要なポイントとなってくるでしょう。