資格

汎用性の高い「観光英語検定」

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「観光英語検定」とは?

国際化が進む現在、旅行や観光業界で働く人なら是非検討したいのが観光英語検定です。「観光英語検定」は英検やTOEICとは少し異なり、一般の英語に加えて、観光客が使う独特な言い回しや業界用語などに焦点を当てた資格です。また国際マナーや各国の常識も試験の範囲に入ります。2,015年には外国人観光客の数が過去最多にのぼったと言われ、2,020年の東京オリンピックに向けてますます増加していく見通しが立っています。英語力は観光業界だけでなく、小売業、飲食業、ホテル業、外資系企業などにもニーズが高いものです。またこうした分野以外に従事している人でも、外国人との交流が多い人ならば、チャレンジしておいても無駄にならない資格です。

「観光英語検定」は本当に役に立つか?

「観光英語検定」は一般的な英語力に加えて観光・旅行業界独自の用語や専門的な言い回しなど、こうしたサービスに携わるプロフェッショナルの英語力を判定する試験です。例えば、「観光」に特化しているため、空港や交通、ホテル、観光などのシーンを想定して作られていて、接客、挨拶、クレーム対応、入国審査での応対方法など広範囲の出題がなされます。また世界各国の文化や習慣、儀礼などについても問われるので、海外旅行好き、国際交流に興味がある人にうってつけの検定試験です。ただし、数多くある英語系資格の中では応用的で実践的な内容なので、受験にあたっては、それ相応の知識・英語力が前提となっています。

試験概要

「観光英語検定」は全国語学ビジネス観光教育協会によって実施される民間資格で、1級、2級、3級からなる「観光」に関連する英語資格です。この試験に受験資格はなく、誰でも受験できます。その級も試験は年2回、6月と10月に行われ、受験料は1級10,000円、2級4,600円、3級3,600円です。試験科目は筆記とリスニングからなり、1級が観光業・旅行業に従事する際の専門知識のほか、有効なコミュニケーション能力が問われる実務試験、2級が海外旅行で必要かつ、観光・旅行の仕事で役立つ基本レベル、3級が旅行者として必要となる初歩的な知識とされています。、この試験は独学でも合格が可能とされていますが、最近では英会話スクールや通信教育で対策講座を利用して受験する人も多くなっています。

今後の見通し

現在、国際化が進み、英語を公用語化する企業も出てきて、社会人にとって英語力はますます大切になってきました。つまり、日本にいても海外にいても英語と接する機会が増え、もはやある程度の英語力は誰でも持っていることが当たり前の時代になりました。そうした背景から、業界に特化した英語力をチェックするために「観光英語検定」がつくられました。旅行・観光業界での就職や転職、あるいはキャリアアップに英語資格を活かしたいというのであれば、英検やTOEICの高いスコアとあわせて「観光英語検定」のような専門的な資格を取得するとアピール材料になるでしょう。政府が日本の観光立国家を打ち出してあることも考慮すると、これからは「観光」を視野に入れた英語力が一つのキーポイントとなっていくかもしれません。