資格

注目の「弁理士」

shikaku5

弁理士の仕事

弁理士は、商品に関する特許、実用新案、意匠、商標を特許庁に出願する手続き代行を主な仕事としています。弁理士は、産業財産権に関わるすべての事務手続を代理することができる資格保有者であり、弁理士になるには弁理士試験は特許庁により実施される試験に合格する、司法試験に合格し弁護士になる、特許庁に入り、審判官(審査官)として、審判(審査)の事務に通年7年以上従事する、の3つのルートがあります。近年、規制緩和の流れとともに、知的財産権の数や種類が増加し、政策上これを守る必要性に迫られています。弁理士は知的財産分野では最難関ともいえる資格試験なので、取得しておけば就職や転職にかなり有利になるでしょう。

弁理士資格の活かし方

弁理士の資格は取得しておくと、就職・転職の際に役立つだけでばく、キャリアアップにつながる、給料があがるなどの様々なメリットがあります。また企業の知的財産部などで働く場合は、資格取得によって影響力が全く変わってくるということもあるでしょう。尚、弁理士は時間を競う国際出願の業務にも携わるので、語学力はもとより幅広い分野での豊富な知識も要求され、知的財産システムの中心的役割の担い手としての期待が高まっています。弁理士の資格は特許事務所や企業の知的財産部が最も役に立つ場といえるでしょう。資格取得後に、技術移転機関で働く人もいます。もしくは、特許事務所や企業の知的財産部門に就職して実務経験を経た後に、自分で特許事務所を開業するケースもあります。実力次第で仕事の幅を広げる資格です。また、弁理士とあわせて、公認会計士、税理士、付記試験などを取得するとかなりの強みになります。

弁理士試験の概要

弁理士になるには試験を受ける以外にも方法がありますが、ここでは誰でも受験可能な試験について説明します。弁理士試験は国家試験で、受験料は12,000円です。例年、短答式筆記試験が5月中旬?下旬に行われます。必須科目の論文式筆記試験は6月下旬?7月上旬に行われ、選択科目については7月下旬?8月上旬に行われます。口述試験は10月中旬?下旬にかけて行われます。短答式筆記試験は①工業所有権に関する法令②工業所有権に関する条約③著作権法④不正競争防止法からなっています。論文式筆記試験は必須科目の工業所有権に関する法令3科目(特許法+実用新案法、意匠法、商標法)と選択科目からなっています。口述試験は論文式試験合格者のみに行われ、工業所有権に関する法令(特許法+実用新法案、意匠法、商標法)についての口頭試問です。例年、合格率は10%以下の最難関の国家試験の一つと言われています。

将来性

弁理士資格は、弁理士の需要に供給が追いつかないのが実情ということもあり、今後狙い目の資格の一つと言われています。弁理士は司法試験に比べて、一般の人にはあまりなじみのない地味な資格ですが、ベンチャー企業や特許ビジネス、さらにはネットビジネスの活性化を背景として、今後も、多岐にわたる分野で活躍の場が広がる可能性があります。最近は語学力を身につけて海外の特許事務所などで働く人も増えています。日々変化する産業社会において、ますます注目度の高くなっている仕事といえるでしょう。