資格

測量の専門家「測量士・測量士補」

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「測量士・測量士補」とは?

国土開発や土地利用が叫ばれるなかで、測量の仕事はますます重要性を増しています。測量士は基本測量・公共測量の計画をし、測量士補の仕事は、測量士の作製した計画に従い、測量に従事することです。どちらも正確さや緻密さが要求されます。測量士・測量士補は国家資格で、「国土交通省 国土地理院」により実施されており、合格率が測量士は15%以下、測量士補は40%以下の難関試験です。測量士・測量士補ともに、就職や転職、再就職の際に役に立ち、キャリアアップにもつながる資格です。測量士の資格は独立・開業も可能で、実力次第で活躍の場を広げることもできます。測量士・測量士補はどちらも都市再開発や道路建設などの公共事業関連の仕事の依頼が多いため、需要も恒常的にあります。

測量士・測量士補の資格メリット

まず、測量士・測量士補のどちらも土地家屋調査士試験の一部が免除になるなどのメリットがあります。また資格取得後は、建設・建築会社、測量会社をはじめ、不動産業界全般で有利な資格です。現在の時点では、測量の必要な会社は法的に、測量士・測量士補の有資格者を最低1人は配置しなければならないと定められており、これらの人材は恒常的に必要とされています。また、資格保有者の中には、一般企業ではなく、国土交通省や国土地理院、農林水産省などに公務員として就職する人もいます。さらに、1級建築士、2級建築士が測量士か測量士補の資格を持っていると業務上、かなり有利になるとも言われています。

試験概要

測量士・測量士補は年齢や学歴による受験制限がなく誰でも受験できる試験です。試験日は例年5月中旬?下旬の日曜日で受験料は測量士が4,250円、測量士補が2,850円となっています。筆記試験で、測量士の試験内容は①測量に関する法規およびこれに関連する国際条約②多角測量③汎地球測位システム測量④水準測量⑤地形測量⑥写真測量⑦地図編集⑧応用測量⑨地理情報システムとなっています。一方で測量士補の試験内容は①測量に関する法規②多角測量③汎地球測位システム測量④水準測量⑤地形測量⑥写真測量⑦地図測量⑧応用測量となっています。試験は過去の試験で出題された問題が何度も出されることがあるため、過去問を勉強するとプラスと言われています。また、測量士の場合、試験を受けて資格を得るルートと、特定の大学や専門学校を卒業し、学歴に応じて要求される実務試験を受けるルートもあり、どのルートで資格を取得するかにより時間やコストがかわってきます。

将来性

測量士あるいは測量士補は、橋やトンネル、鉄道などを建設するうえでその基盤となる測量し、私たちの日常生活をサポートし役に立つものを生み出すのを仕事としています。測量士・測量士補がいなければ、人々の生活の基盤になるインフラを整備することも工事を正確に進めていくこともできなくなってしまいます。こうしたころから、測量士・測量士補は時代がいくら不況になっても安定した需要があると考えていいでしょう。しかし、こうした公共性の高い仕事であるにもかかわらず、測量士・測量士補の給料や年収はあまり高いとはいえません。一方で、関連資格である土地家屋調査士や行政書士の資格などを併用するとかなりの強みになると言われています。