資格

狙い目の資格「電気工事士」

shikaku5

電気工事士とは?

一般の住宅で使用する小規模な電気設備の工事や、工場・デパートなどの最大電力が500kW未満の自家用電気工作物の工事に従事するためには、電気工事士の資格を取得しなければなりません。例えば、工事には電気工事士の資格が必要であることが、電気工事士法に定められているのですが、近年、無資格者による電気工事問題が多発しており、電気工事士の仕事はますます注目を集めています。従事できる電気工作物の範囲によって第1種と第2種に分かれています。それぞれ自家用電気工作物または一般用電気工作物の工事に関係する専門的な知識とスキルを保有する人に経済産業省または都道府県知事により与えられる資格です。この資格を取得すると電気工事会社やビル管理会社などへの就職はもちろん、電気工事者を自分で開業することも可能です。個人で営む電気工事店であれば、第2種電気工事士の資格を取得していれば開業も可能です。

資格の活用の仕方

この資格を取得をすると就職や転職で非常に役に立ち、職能手当がつく職場もたくさんあります。近年では電気工事の仕事が増える一方で、電気工事士の仕事ができる人が少なくなっています。しかし、ほとんどの電気工事は、電気工事士の資格がないと取扱いできません。よって、この資格を持っていると様々な分野で重宝がられるでしょう。また、電気工事士は経済産業省が認定する国家資格であり、社会的な信頼性は十分あります。電気工事士は、個人の家や会社などのあらゆる建物について、屋内配線工事などをするのも主な業務なので、家や会社などの新築や改築の仕事がなくならない限り仕事の需要は恒常的にあるでしょう。また、電気工事に関する知識やスキルが身につくので、自宅の電気工事を自分でできるようになるというプラス点もあります。

試験概要

電気工事士は年齢や学歴による制限がなく、誰でも受験できる試験です。試験日については、第1種は、筆記が10月上旬、技能が12月上旬にあります。第2種は、上期と下期と年2回試験が実施され、上記は筆記が6月上旬、技能が7月下旬、下期は筆記が10月上旬、技能が12月上旬にあります。受験料は第1種が11,300円、第2種が9,600円となっています。試験内容については第1種、第2種ともに筆記と技能の試験があります。第2種は筆記が①電気に関する基礎理論②配線理論および配線設計③電気機器・配線器具ならびに電気工事用の材料および工具④電気工事の施工方法⑤一般用電気工作物の検査方法⑥配線図⑦一般用電気工作物の保安に関する法令など、技能が①配線の接続②配線工事③電気機器および配線器具の設置ほか、となっています。第1種は、筆記が①電気に関する基礎理論②配線理論および配線設計③電気応用④電気機器・蓄電池・配線器具・電気工事用の材料および工具ならびに充電設備⑤電気工事の施工方法⑥自家用電気工作物の検査方法⑦配線図⑧発電施設・送電施設および変電施設の基礎的な構造および特性⑨一般用電気工作物および自家用電気工作物の保安に関する法令などです。技能は①電線の接続②配線工事③電気機器・蓄電池および配線器具の設置④接地工事⑤電流・電圧・電力および電気抵抗の測定などがあります。

展望

この資格とあわせて、第3種電気主任技術者、2級電気工事施工管理技師、電気通信主任技術者、電気通信設備工事担当者などをもつと、かなりの強みになるでしょう。さらには、施工管理、現場管理の経験や実力も重ねていけば、労働者としてではなく経営者として力量を発揮するチャンスも広がっていくでしょう。