資格

「遺品整理士」という資格

shikaku5

遺品整理士とは?

かつては、亡くなった人の残した物や品を整理する「遺品整理」は遺族の人間がするのが一般的でした。しかし、近年は核家族化などの進展、ライフスタイルの変化、孤独死などにより、遺族だけの力では難しくなっていて専門家の力を借りる場合も増えてきています。遺品には捨ててしまうもの、供養という形でとっておくもの、リサイクルに回すもの、親族や友人のために形見として残しておくものと、必要に応じて法規制に従いながら整理を行う必要があります。こうしたことから、遺品整理のニーズは年々高まったており、仕事として従事する業者も増加してきました。遺品整理士は、業務を事業として代行するにあたって、法知識や関連知識をしっかりと把握し、法規則に基づいて遺品の取り扱いを進めていく仕事です。

遺品整理士の仕事のやりがい

遺品整理士の業務は、人が亡くなった際におこなう部屋や荷物の片づけだけでなく、遺品整理に対して、遺品の取り扱いの知識を持って、遺族に説明していくことも含みます。またその仕事は遺品整理に関する実務だけにとどまらず、遺品整理のあり方、現代の社会的問題に対しての正しい知識、あり方を伝えていく活動とも言えるでしょう。遺品整理士は廃棄物やリサイクル品の取り扱いに関する各法規則を学び遺品整理業特有の事項に対して、性格の知識でそれに伴った正しい処理をすることを目的としています。

遺品整理士の資格をとるには?

遺品整理士は、一般社団法人である遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。協会が提供する講座を受講し、課題に合格することで資格認定を受けることができます。年齢制限は実務経験等の受験資格はなく誰でも資格に挑戦することができます。講座の受講料は入会金が25,000円、会費が5,000円(2年間有効)で受講期間は最大2カ月間で、教材やDVDなどによる通信講座です。課題提出はwebまたは郵送を選べます。認定書類発行のための必要書類(写真付き履歴書)の提出が必要です。協会に必要書類が届いたら、認定証書と認定カードを作成し送ってもらいます。資格認定を受けた人には遺品整理士認定協会から遺品整理業に関わる最新の情報提供が送られてきます。

遺品整理士の将来性

現在、人口の高齢化が進み高齢者の孤独死が非常に増加しています。また地域コミュニティーにおける人と人とのつながりが希薄になっていることから、亡くなった方の遺品を整理することが業者に任されるようになってきました。ただし現時点では、遺品整理業に関する法整備が完全に整っていないこともあり、不当に高額な料金を請求する悪徳な業者も少なからず存在しています。そんな中、専門的な知識を習得し、適切な対応を行っていく「遺品整理士」の存在は注目を浴びるようになってきました。つまり遺品整理という仕事は、かなり需要が高まっている仕事なのです。つまり遺品整理士の資格認定により、遺品整理業に一定のガイドラインを作り、その中で各種の法律に遵守し健全な遺品整理を行っていくことが可能になりました。高齢化社会の中で「遺品整理業」はここ数十年少なからず収益を上げることのできる仕事を考えられています。