資格

色のスペシャリスト「カラーコーディネーター」

色彩

「カラーコーディネーター」とは?

私たちは多くの色に囲まれて生活していますが、無意識のうちに色彩から影響を受けています。そこで近年、色彩を理論的に研究し、企業戦略として採用する企業が増えてきています。「インテリアコーディネーター」は空間を演出するインテリアのプロですが、「カラーコーディネーター」は色彩のスペシャリストとして、ビジネスに色を使用するアパレルやインテリア、広告、店舗運営などで幅広く活用できる資格です。対象となる産業は多岐にわたるので、実力と経験次第で様々な分野での活躍が可能になってきます。

「カラーコーディネーター」取得のメリット

商品デザインのアパレル業界、マンション展示品などのインテリア業界、ウェブデザインのIT業界、商品陳列、照明などの店舗運営の小売業界などで多くのニーズがあります。また、「カラーコーディネーター」は2級・3級で40?70%弱と高く、比較的取得しやすいのが特徴です。就職活動の際には、自分の持っている取得として自信を持って履歴書に書くことができます。ただし、「カラーコーディネーター」を専門職として採用する企業はまだまだ少ないため、ほかのビジネススキルを磨いたうえで、カラーコーディネーションスキルを活用していくと強みになるでしょう。また、インテリアにアクセントを加えていく「インテリアコーディネーター」、創造性の高い商品陳列に活かす「リテールマーケティング(販売士)検定」、ウェブデザインに独自の色彩要素を使っていく「Webデザイナー検定」などと併用していくとかなりのアピール材料になるでしょう。

試験概要

「カラーコーディネーター」検定試験は東京商工会議所検定戦隊によって実施され、全国各地で受験できる試験です。年齢や学歴などの受験制限がなく、誰もが受験できます。レベルは1級から3級まであり、受験料は3級で5,240円、2級で 7,340円、1級で 9,440円となっています。試験日は3級と2級が6月上旬と11月下旬、1級が11月下旬です。3級は色彩に関する基礎知識、2級は3級に加えてカラーコーディネーションの意義、歴史的展望、生活者・生産者から見た視点などの色彩の応用力などが問われます。いずれもテストの形式はマークシート方式です。1級はマーク方式による選択問題に加え論述問題があり、3分野である①ファッション色彩②商品色彩③環境色彩からのうちから1分野選択します。「カラーコーディネーター」検定試験は、基本的に独学でも十分合格可能な試験とも言われていますが、通信講座やスクリーングを利用して受験対策する人もいます。

色彩検定との違い?

色彩検定と「カラーコーディネーター検定試験」は、どちらの検定も「色」の知識を問う試験で、試験内容、受験資格などには大きな差はありません。ただし、色彩検定は「ファッション分野に強い」資格といわれていて、比較的難易度が高くないとされています。一方で、カラーコーディネーター検定試験は、商工会議所が主体なので専門性が高く、工業的な分野に強いと考えられています。また、色彩検定と比べると、「カラーコーディネーター検定」は、理論的に覚えることが多く若干難しいようです。
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