イルミネーションなどの電飾が主流になっている今でも、キャンドルの灯りの美しさはまた格別なもの。キャンドルによって演出された光景は、とても幻想的で人々の心を癒してくれます。そんなキャンドルを作ったり、デザインしたりするための資格もいろいろあります。キャンドルについて学びたい、自分で作ってみたいと思う人は、ぜひキャンドル資格にチャレンジしてみませんか?
目次
1位:キャンドルデザイナー
キャンドルデザインは、「日本デザインプランナー協会」が主催する認定資格であり、「キャンドルデザイナー」に名称が変更されました。キャンドルを製作するのに必要な、一定以上の知識、技術を有していることを認定する資格です。
試験では、キャンドル製作の材料やさまざまなキャンドルの特徴、製作工程などが問われます。受験申請はインターネットから、受験は在宅でできます。
キャンドルやワックスを用いて、形、色、香りもさまざまなデザインのキャンドルを製作する知識、技術を学ぶことができ、趣味として始める人も多いようです。
資格取得後は、キャンドル関係の販売店に就職したり、カルチャースクールの講師をしたり、自宅で教室を開いたりすることもできます。試験も、気軽にチャレンジできますので、キャンドルに興味のある人は、まず取得しておくとよいおすすめの資格です。
2位:JIAキャンドルアーティスト
キャンドルアーティストは、「キャンドルアーティスト」に名称を変更された資格で、「日本インストラクター技術協会(JIA)」が主催しています。
キャンドルアーティストは、ベーシックキャンドルを始め、フローティングキャンドル、カップキャンドル、アロマキャンドルなどの製作に関する知識や技術を習得し、指導することができることを証明する資格です。
試験は在宅で行え、年6回実施されるので、比較的チャレンジしやすい資格と言えるでしょう。
資格取得後は、インストラクターとして講師活動を行うことができます。また、さまざまな種類のキャンドルについて学び、自分で作る技術が身につくので、趣味で取得して、ライフスタイルを充実させたい人にもおすすめです。
3位:キャンドルマイスターディプロマ
キャンドルマイスターディプロマを目指す場合は、通信講座などで、実際にいろいろなキャンドルを作りながら、知識や技術を学びます。講座のカリキュラムを修了し、審査に合格すると、キャンドルマイスターディプロマの認定資格がもらえます。
コースには、スタンダードコースとアーティフィシャルコースがあり、キャンドルづくりが初めての場合は、スタンダードコースを受講するのがおすすめです。
ただし、講座の教材費のほか、ディプロマの認定料に、20,000円ほどかかります。
資格取得後は、講師活動が行えます。
4位:JCA認定キャンドルアーティスト
「日本キャンドル協会(JCA)」が主催する認定資格です。
キャンドルアーティストは、キャンドルの製作法を詳しく知っているにとどまらず、ユーザーのニーズに合わせたキャンドルを提案して製作する能力、キャンドルを使用して、空間装飾をプロデュースする能力等、かなり高いレベルが求められます。
この資格を取得するためには、JCA認定のキャンドルクラフトコースを修了後、アーティストコースを受講して、認定試験に合格する必要があります。
取得のために、2段階の講座を修了する必要があるため、そのための期間と費用がかかってしまいます。ただし、資格を取得した後も、JCAからバックアップやさまざまなアドバイスが受けられるため、キャンドルを仕事にしたい、キャンドルで独立したい、と考えている人にはおすすめです。
5位:JCA認定キャンドルアーティスト
キャンドルアーティストと同じく、JCAが認定する資格です。キャンドルスクールなどを運営するための知識、安全のための知識、材料やキャンドル製作に関する知識をすべて有していることを認定するものです。
JCA認定のキャンドルクラフトコースを修了後、アーティストコースとインストラクターコースを受講して、試験に合格する必要があります。期間も費用もかかりますし、レベルも高いので、本気でキャンドルを仕事にしたいと考えている人向けの資格と言えます。
資格取得後は、キャンドルスクールを独立開業する人も多く、また、JCA認定校の講師となることもできます。